ひなまつりの源流は、古代中国で季節の変わり目などに健康を願って厄ばらいをしていたことにあります。日本でも平安時代以前からこれにならって、三月のはじめに「ひとがた」(人の形を象徴的にかたちづくったもの)に自分の罪けがれを託して流すことが行われました。やがてこれに貴族の子どもたちの間で日常的に行われていた「ひいな遊び」(人形遊び)が結びつき、三月三日に人形で遊ぶ習慣がうまれました。
 江戸時代になって、人形がだんだんと発達して工芸的に立派なものが作られるようになると、男女一対の人形を特に「おひなさま」と尊んで、三月三日にこれを飾り、季節の食べ物などをお供えして女性たちが無事健康に過ごせることを願うようになりました。また、おひなさまのお祭りという意味から、その日を「ひなまつり」とも呼び、さらに江戸時代中期以降は、女の子の誕生を祝い、その健やかな成長と将来の幸せを祈る風習もうまれました。これは男女一対のおひなさまの美しく仲睦まじい姿に女の子の幸せな結婚を重ね合わせたものでしょう。
 こうして、厄を祓うひとがたに始まりながらも、美しく完成されていったおひなさまは時代とともに一人一人の女の子の幸せを叶えてくれる、その子の守り神のような存在となりました。お子様が毎年、おひなさまに親しく触れれば、おのずとその恩恵をいただけることでしょう。

9.兜二曲屏風平台飾
写真はNo.1-17(62×44×64㎝)
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6.武将兜 木目収納飾
写真は伊達兜(40×35×48㎝)
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